アート思考アカデミーとは

VUCA(予測不可能)な時代に
必要なクリエイティブスキル、アート思考を
身につけるプログラムです。
新事業開発、理念・ビジョン策定、
人材育成、チームビルディング、様々な分野で
アート思考は有用です。

アート思考とは、自ら“問い”を発見し、
自ら“答え”を出す思考法です。
新たな表現・発見は、世の中にある常識や固定概念を
気づくところから始まります。

本プログラムは、
芸術家・科学者の思考プロセスを疑似体験し、
アート思考を身につける内容になっています。
ビジネスは競争の時代から共創の時代になりました。
新たな事業・市場を創出するための
思考法を体験しませんか?

プログラムは
ヴィジュアルシンキングストラテジーズ(通称VTS)※
をベースにした対話型アート鑑賞と
思考をアウトプットする
クリエイティブワークショップの
2種類がございます。
対話型アート鑑賞のみ、
またはクリエイティブワークも含め、
2セットでの導入をご検討ください。

※ヴィジュアルシンキングストラテジーズ(通称VTS)はニューヨーク近代美術館(MOMA)で開発されたプログラムです。
アートを通じて鑑賞者・学習者の「観察力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」を育成する教育カリキュラムです。

こんな企業にオススメです。

  • 新規事業開発が必要
  • クリエイティブ人材の育成が必要
  • 業界の固定概念を覆す視点を養いたい
  • 価値観を共有してチーム、組織の関係性を良好にしたい
  • 社員の目標を明確にしたい
  • 新入社員にアート思考を身に付けてもらいたい
  • 新たな視点や思考を取り入れたい

セミナーの目的・効果

  1. アート思考を身につける

    芸術家は自ら問いを見つけ、自ら答えを出します。答えとは表現です。絵画であったり、彫刻であったり、あるいは活動であったり、自らの視点を通した世界を独自の方法で表現に落とし込みます。興味深いことに科学者も同じアプローチで問いを立て、観測や実験を通して答えを導き出します。本セミナーでは、アート鑑賞とクリエイティブワークによりアート思考のプロセスを疑似体験します。これからの時代、価値創造・市場創造をするビジネスマンにはアート思考は必須のスキルです。
  2. 多様性の価値を理解する

    経済の変化と共に組織の在り方も変化しました。リーダーを頂点としたヒエラルキー型の組織体系からプロジェクトを中心としたホラクラシー型の組織体験に変容しつつあります。その背景には、安定的な経済成長の終焉、つまりVUCA(予測不可能)な時代の到来があります。プロジェクトにおいて、成功のポイントは参加するメンバーの協力と経験の違いを活かした価値の創出に掛かっています。本プログラムでは、参加するメンバーのそれぞれの価値の違いを体感する設計になっています。個人の知識・経験の違いがどのように価値創造に結びつくかを実際に体験することで、多様性の価値を理解することができます。
  3. 目標やビジョンを明確にする

    アートを体験することは、アートを通じて自分を発見するプロセスでもあります。対象物を観察して、言葉にするという行為の裏側には、自分の経験や知識が言葉にどう影響しているかを知る機会になります。また「働く上で大切にしていることはなんですか?」というようなテーマを設定してクリエイティブワークを進めることで、言葉と体を動かして新たな自分を発見することができます。画材を実際に手にとって頭と体で内面を表現することで目標やビジョンが明確になり、自分の目標にコミットする意識を芽生えさせます。
  4. メタ認知の獲得と関係性の再結晶

    私たちは様々な習慣や文化を固定概念の中で身に付けた上で生活しています。普段そのことを意識することはほとんどありません。それは日常生活をスムーズに過ごすために身に付けた行動特性です。一方で固定概念や思考の癖がバイアスとなり、視野を狭める可能性も含んでいます。私たちは多くのバイアスの中で思考・判断しているという認知をワークを通じて気づくことが可能です。またチーム間の関係性も長い時間一緒に過ごしているとマンネリ化し、関係性が硬直化します。クリエイティブワークでは、普段見れない深層心理にリーチし、その想いや考えを表現し、お互い共有することで新たな関係性を再構築することができます。新たな視点と新たな関係性をベースにした創発の環境を整備するために本プログラムを活用ください。

ART THINKING ACADEMYに
かける想い

私は小さい頃からアートを好きだったのではなく、アートにのめり込むようになったのは実は大人になってからでした。

きっかけとなったのは、美術館で見たモネの「睡蓮」です。正直いうと、それまで私は、絵を目の前にして何をしたらいいかわかりませんでした。ただ自由に作品を感じればいいんだということがさっぱりわからなかったのです。

そんな時に「睡蓮」と出会いました。絵を目の前にして、私はしばらくの間、呆然と立ち尽くし深い感動を覚えました。止まっているはずの絵画の水面がゆらゆら揺れて、重ねられた絶妙な色のバランスに目を奪われました。

その時の自分の体調や周辺の記憶・経験やタイミング、作品との出会い方など様々な諸条件が重なった時に初めて作品と人は互いに共鳴し、そこに体験が生まれる、この一連の相互作用をアートと言うのかもしれません。つまり鑑賞する側も試されているのです。

それからというもの、私はアートと生きる喜びを分かち合い、時に苦しみや悲しみをそっと包み込んでくれる、その時の心情に対して様々な態度で私を迎えてくれました。私にとってアートを体験するということはとても豊かなひと時であり、お金に変えがたい経験となっています。

何一つ不自由のない飽和な時代になりました。それなのに、多くの人が寂しさや虚しさ、そして不安を抱えて生きています。生きていれば様々な苦労があります、また時代が大きな困難に直面する時があります。そんな時にアートはいつも人々の心に寄り添い、多くの人に安心や喜びを与えてきました。

ビジネスを加速させるためにアートを取り入れるという目的もありますが、もう一つの目的はアートの楽しさや懐の深さを一人でも多くの人に知ってもらうことです。そのきっかけになればと切に願い、今後もこのプログラムを広めていければと思っています。

お客様の声

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