VUCA(予測不可能)な時代に
必要なクリエイティブスキル、アート思考を
身につけるプログラムです。
新事業開発、理念・ビジョン策定、
人材育成、チームビルディング、様々な分野で
アート思考は有用です。
アート思考とは、自ら“問い”を発見し、
自ら“答え”を出す思考法です。
新たな表現・発見は、世の中にある常識や固定概念を
気づくところから始まります。
本プログラムは、
芸術家・科学者の思考プロセスを疑似体験し、
アート思考を身につける内容になっています。
ビジネスは競争の時代から共創の時代になりました。
新たな事業・市場を創出するための
思考法を体験しませんか?
プログラムは
ヴィジュアルシンキングストラテジーズ(通称VTS)※
をベースにした
対話型アート鑑賞と
思考をアウトプットする
クリエイティブワークショップの
2種類がございます。
対話型アート鑑賞のみ、
またはクリエイティブワークも含め、
2セットでの導入をご検討ください。
※ヴィジュアルシンキングストラテジーズ(通称VTS)はニューヨーク近代美術館(MOMA)で開発されたプログラムです。
アートを通じて鑑賞者・学習者の「観察力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」を育成する教育カリキュラムです。
私は小さい頃からアートを好きだったのではなく、アートにのめり込むようになったのは実は大人になってからでした。
きっかけとなったのは、美術館で見たモネの「睡蓮」です。正直いうと、それまで私は、絵を目の前にして何をしたらいいかわかりませんでした。ただ自由に作品を感じればいいんだということがさっぱりわからなかったのです。
そんな時に「睡蓮」と出会いました。絵を目の前にして、私はしばらくの間、呆然と立ち尽くし深い感動を覚えました。止まっているはずの絵画の水面がゆらゆら揺れて、重ねられた絶妙な色のバランスに目を奪われました。
その時の自分の体調や周辺の記憶・経験やタイミング、作品との出会い方など様々な諸条件が重なった時に初めて作品と人は互いに共鳴し、そこに体験が生まれる、この一連の相互作用をアートと言うのかもしれません。つまり鑑賞する側も試されているのです。
それからというもの、私はアートと生きる喜びを分かち合い、時に苦しみや悲しみをそっと包み込んでくれる、その時の心情に対して様々な態度で私を迎えてくれました。私にとってアートを体験するということはとても豊かなひと時であり、お金に変えがたい経験となっています。
何一つ不自由のない飽和な時代になりました。それなのに、多くの人が寂しさや虚しさ、そして不安を抱えて生きています。生きていれば様々な苦労があります、また時代が大きな困難に直面する時があります。そんな時にアートはいつも人々の心に寄り添い、多くの人に安心や喜びを与えてきました。
ビジネスを加速させるためにアートを取り入れるという目的もありますが、もう一つの目的はアートの楽しさや懐の深さを一人でも多くの人に知ってもらうことです。そのきっかけになればと切に願い、今後もこのプログラムを広めていければと思っています。